陶芸体験は大学生でも良い?大学生こそ行くべき!後悔させない最高の思い出に

「なんか新しいこと始めてみたいな」「いつもと違う休日を過ごしたいな」

 

大学生活って、自由な時間がいっぱいあるようで、気づいたらサークルとバイトと飲み会で終わってた…なんてこと、ありませんか?

 

もし、あなたがそんな風に少しでも感じているなら、騙されたと思って一度「陶芸体験」に行ってみてほしいんです。

 

結論から言いますね。大学生が陶芸体験に行ったら、めちゃくちゃ楽しいです。いや、楽しいなんて言葉じゃ足りないくらい、最高の思い出になります。

 

「え、陶芸?なんか地味じゃない?」「不器用だから無理…」って思ったそこのあなた!この記事を読み終わる頃には、きっとスマホで近所の陶芸工房を検索しちゃってるはず。

 

無心で土をこねる非日常感、自分で作った世界に一つだけの器が手に入る満足感、そして何より、形に残る思い出があなたの大学生活を想像以上に豊かにしてくれる。これはもう、行かない手はないですよ!

陶芸体験は大学生にこそ超おすすめ!行かない理由がない

 

いや、本当に。なぜ私がここまで大学生に陶芸体験をゴリ押しするのか。それは、大学生という、人生で最も自由で、多感で、キラキラした(そしてちょっぴりヒマな)時期にこそ、土に触れる意味があるって本気で信じているからなんです。飲み会で騒ぐのも、旅行に行くのも、もちろん最高に楽しい。でもね、それとは全く違う種類の「豊かさ」が、陶芸には詰まってるんですよ。

有り余る時間と有り余る感性 今こそ土に触れるべき理由

大学生の特権って、なんだと思いますか?
そう、なんといっても「時間」です。講義の空きコマ、何もない平日、バイトまでの数時間。この有り余る時間を、スマホの画面を眺めているだけで溶かしてしまうのは、あまりにも、あまりにももったいない!

 

考えてみてください。ひんやりと、でもどこか生命力を感じる粘土の塊を目の前にして、自分の手で形を与えていく時間。最初はただの土くれだったものが、だんだんとお茶碗やカップの形になっていく。この過程、本当に無心になれるんです。普段、頭の中をぐるぐるしているレポートの締め切りとか、人間関係の悩みとか、将来への漠然とした不安とか、そういうのが全部どこかへ飛んでいっちゃう。一種のデジタルデトックス、いや、マインドフルネスって言った方がカッコいいかな?

 

とにかく、スマホやPCから強制的に離れて、五感をフルに使う体験が、今の大学生には絶対必要だと思うんですよね。土の匂い、ひんやりした感触、ろくろが回る音。そういうアナログな刺激が、凝り固まった頭と心をじんわりほぐしてくれる。感受性が豊かな大学生の今だからこそ、その感動はきっと何倍にもなるはずです。

「え、陶芸やってるの?」って言われたい ちょっと知的な自分デビュー

「趣味は?」って聞かれた時、なんて答えますか?
「映画鑑賞です」「音楽聴くことです」…うんうん、素敵です。でも、もしそこで「最近、陶芸にハマっててさ」なんてサラッと言えたら、どうでしょう。
え、めっちゃカッコよくないですか?

 

周りの友達が飲みサーだの、イベント企画だのでワイワイやっている中で、一人静かに土と向き合う自分。ちょっとミステリアスで、アーティスティックで、なんだか「丁寧な暮らし」を送ってそうな雰囲気。これぞ、大学生が憧れる「ちょっと知的な自分」デビューの最短ルートですよ!

 

インスタのストーリーに、ろくろを回している動画や、素焼きされた作品の写真をあげてみてください。「何これ!」「すごい!」「どこでできるの?」って、DMが鳴り止まないかもしれません。…いや、鳴り止まないは言い過ぎか。でも、間違いなく友達からの見る目は変わります。「あいつ、なんか面白いことやってるな」って、一目置かれる存在になれる。これって、自己肯定感も爆上がりするし、新しい自分のキャラクターを作るきっかけにもなると思いませんか?

思い出が「モノ」として残る尊さ デートにもサークル仲間とでも最高

旅行の思い出は写真に、ライブの思い出は心に。それも素晴らしい。でも、陶芸体験の思い出は「モノ」として、あなたの日常に残り続けるんです。これが、本当に尊い。

 

例えば、デートで陶芸体験に行ったとします。二人でペアのマグカップを作って、焼き上がってきたカップで毎朝コーヒーを飲む。ケンカした日の翌朝も、そのカップを使ったら、なんだかちょっと気まずさが和らぐかもしれない。「これ作った時、お前のやつ粘土ぐにゃぐにゃで爆笑したよな」なんて、思い出話で仲直りできるかもしれない。…え、最高じゃないですか?

 

サークルの仲間と大勢で行くのも、めちゃくちゃおすすめです。誰が一番変な形の皿を作れるか競争したり、部長の顔をモチーフにした謎の置物を作ったり(怒られない程度にね!)。その時の笑い声や空気感が、全部作品に封じ込められる。後日、みんなで集まった時にその器を使えば、「あったあった!こんなこと!」って、絶対に盛り上がります。写真を見返すのとは違う、手触りのある思い出。大学時代のキラキラした時間が、卒業してからもずっと、あなたの手元で輝き続けるんですよ。

でも、不器用だしセンスないし… そんな不安、秒で消えます

 

「いや、そこまで言われても、私、絶望的に不器用だし…」「絵心とか美術のセンス、マジでゼロなんですけど…」

 

わかります、わかりますよその気持ち!私もそうでした。図工の成績はずっと「3」だったし、粘土遊びなんて小学校以来。正直、まともなものが作れる気なんて全くしていませんでした。でもね、断言します。その不安、体験が始まったら秒で消え去ります。大丈夫、マジで。

先生が神レベルで優しいから大丈夫 失敗すら「味」になる世界

陶芸工房の先生って、いわば「初心者を導くプロ」なんです。これまで何百人、何千人という「私、不器用なんです…」という人たちを、笑顔で迎え入れてきた猛者たち。だから、こっちがどれだけテンパっていても、粘土をあらぬ方向に飛ばしてしまっても(!)動じません。

 

私が初めて電動ろくろに挑戦した時の話なんですけどね。中心に置いた粘土に指を入れた瞬間、粘土がぐわんぐわん暴れ出して、あっという間に遠心力でぺしゃんこに。もうね、UFOみたいな、謎の物体が出来上がったんですよ。あまりの出来事に呆然としていたら、隣で見ていた先生が「あー、あるある!大丈夫大丈夫、一回落ち着こうか」って笑いながら、魔法みたいにスッと手を添えてくれたんです。そしたら、あれよあれよという間に粘土がまた綺麗な円柱に戻っていく…。もう、「神…!」って思いましたね。

 

それに、陶芸の世界では、完璧なシンメトリーだけが正解じゃないんです。ちょっと歪んでいたり、指の跡がくっきり残っていたり、釉薬のかかり方がムラになっていたり。そういう「失敗」とも思える部分が、逆に「手作りの味」とか「個性」として愛おしくなる。そういう温かい世界なんですよ。だから、安心して失敗しに行ってください!

何を作る?迷ったらコレ!初心者におすすめの作品3選

いざ工房に行っても、「で、何を作ればいいんだ…?」って固まっちゃうこと、ありますよね。そんな「作りたいもの迷子」なあなたのために、初心者でも作りやすくて、かつ実用的なおすすめ作品を3つ、勝手に選んでみました!

 

まずは王道中の王道、「お茶碗・小鉢」です。
これはもう、毎日使える実用性ナンバーワン。自分で作ったお茶碗で食べる白米の味は、本当に格別ですよ。いつもの卵かけご飯が、料亭の朝食みたいに感じられます(言い過ぎ?)。形もシンプルなので、初心者でもイメージしやすいのが良いところ。少し深めに作れば、ミニ丼やスープボウルとしても活躍してくれます。

 

次に、ちょっとだけ挑戦したい人向けの「マグカップ」
本体を作るのはお茶碗と似ていますが、難関は「取っ手」です。本体とは別に作った取っ手をくっつける作業が、意外と難しい。でも、これを乗り越えた時の達成感はひとしおです!自分で作ったマグカップで飲むコーヒーや紅茶の時間は、最高のチルタイムになること間違いなし。

 

最後は、気軽さと可愛さで選ぶなら「箸置き・豆皿」
これは小さいので、失敗する確率がぐっと下がります。粘土が少し余った時に作るのもアリ。動物の形にしたり、好きな模様をつけたり、遊び心を発揮しやすいのも魅力です。醤油皿や薬味入れとしても使えるし、何より、たくさん作って友達にプレゼントするのも喜ばれますよ。小さいからこそ、愛着も湧きやすい。そんな可愛いヤツらです。

ただ作るだけじゃもったいない!大学生流・陶芸体験の楽しみ方120%

 

せっかくの陶芸体験、ただ粘土をこねて終わりじゃ、あまりにももったいない!大学生ならではの視点で、このイベントを120%しゃぶり尽くす楽しみ方を提案させてください。準備段階から、体験後まで、全部がエンターテイメントなんですから。

ファッションも楽しむべし 「#陶芸女子」で映えを狙え

「陶芸って土で汚れるから、どうでもいい服で行けばいいや」
…まあ、正解です。正解なんですけど、それじゃ気分が上がらない!どうせなら、ファッションまで含めて陶芸体験を楽しんじゃいましょう。

 

ポイントは「汚れてもいいけど、おしゃれな服」。例えば、着古したTシャツにデニムでもいいんだけど、そこにちょっと可愛いエプロンをプラスするだけで、一気に「それっぽく」なります。バンダナや手ぬぐいを頭に巻けば、気分はもう陶芸家。作業中の姿を友達に撮ってもらう時も、絶対におしゃれな方が映えます。

 

最近はSNSで「#陶芸女子」とか「#陶芸コーデ」なんてハッシュタグもあるくらい。みんな、作業着だっておしゃれに楽しんでるんですよ。わざわざ新しい服を買う必要はなくて、手持ちのアイテムをどう組み合わせるか考えるのも楽しい。行く前からワクワクが始まります。土まみれになった手と、こだわりのコーデ。そのコントラストがまた、いい感じの「エモい」写真を撮らせてくれるはずです。

工房選びは「雰囲気」で選べ 古民家風?モダン?カフェ併設?

陶芸工房と一言で言っても、その雰囲気は千差万別。プランの値段やアクセスの良さだけで選ぶのは、非常にもったいないです。大学生なら、ぜひ「どんな空間で作品を作りたいか」という「雰囲気」で選んでみてほしい!

 

例えば、都会の喧騒を離れて、静かな里山にある古民家を改装した工房。窓の外には緑が広がっていて、聞こえるのは鳥のさえずりと、時々響く窯の音だけ…。なんて、最高にチルじゃないですか?
逆に、都心にあるガラス張りのモダンな工房も素敵です。洗練された空間で、クリエイティブな刺激を受けながら作陶するのもいい。まるで現代アーティストになった気分を味わえるかもしれません。

 

最近では、カフェが併設されている工房も増えています。体験が終わった後に、美味しいコーヒーとケーキで一休みしながら、作ったばかりの作品について語り合う。完璧な休日の過ごし方ですよね。
自分の理想のシチュエーションを想像して、「私はここで作りたい!」って思える場所を探す時間も、陶芸体験の醍醐味の一つ。ぜひ、工房のウェブサイトやSNSの写真をじっくり見て、お気に入りの場所を見つけてください。

学割は使える?気になるお金の話をぶっちゃけます

さて、大学生が何をするにも気になること。そう、お金の話です。
「陶芸体験って、なんか高そう…」というイメージ、ありますよね。ぶっちゃけ、安くはありません。でも、飲み会1回分、あるいは2回分くらいの値段で、一生モノの思い出と作品が手に入るなら、どうでしょう?私は、コスパ最強の自己投資だと思います。

 

体験料金の相場は、だいたい3,000円〜6,000円くらいが一般的。「手びねり(手でこねて形を作る)」より、「電動ろくろ」の方が少し高くなる傾向があります。この料金には、粘土代、指導料、焼成費(作品を焼く費用)が含まれていることが多いです。

 

ここで大学生に朗報!工房によっては「学割プラン」を用意しているところがあるんです!学生証の提示で割引が受けられるなんて、使わない手はないですよね。「(地名) 陶芸体験 学割」とかで検索してみると、意外と見つかるかもしれません。

 

ただし、注意点も。料金に含まれるのは「作品1点分」の焼成費であることが多いです。調子に乗って2個、3個と作ると、追加料金が発生する場合があるので、始める前にしっかり確認しておきましょう。あと、完成した作品を自宅に送ってもらうための送料が別途かかることもあります。お金の話は最初にクリアにしておくと、心置きなく楽しめますよ!

作品が届くまでが陶芸体験です 忘れた頃にやってくる最高のサプライズ

 

陶芸体験は、工房で粘土をこねて「はい、おしまい」ではありません。むしろ、そこからが本番の始まりとも言えます。作った作品は、すぐには持ち帰れない。ここから長い旅に出るのです。そして、その旅路を想像しながら待つ時間こそが、陶芸体験のもう一つの大きな魅力なんです。

焼き上がりを待つ時間 ワクワクとドキドキの1〜2ヶ月

あなたが魂を込めて作り上げた、あのかわいい我が子(作品)。その子は、工房でじっくりと乾燥させられた後、「素焼き」という一度目の焼きに入ります。その後、どんな色になるかを決める「釉薬(ゆうやく)」というガラス質の薬をかけられ、いよいよ「本焼き」へ。1200度以上の高温で、何時間も焼かれて、ようやく一人前の器として生まれ変わるのです。

 

この全工程、だいたい1ヶ月から2ヶ月くらいかかります。長いですよね。わかります。
でも、この待つ時間が、作品への愛着をこれでもかと育ててくれるんです。
「私のお茶碗、今ごろどの工程かな」「あの釉薬、どんな色に焼き上がるんだろう」「割れたりしてないかな…」

 

ふとした瞬間に、我が子のことを思う。このソワソワ、ワクワク、ドキドキする気持ち。これがたまらない。体験当日の記憶が少し薄れてきた頃に、この感情がまた陶芸の世界に引き戻してくれる。本当に、よくできたシステムだと思いますよ。

ついにご対面!箱を開ける瞬間の感動を味わってほしい

そして、ある日突然、その時はやってきます。

 

忘れた頃に届く、工房からの小包。もう、この時点で心臓はバクバクです。
私は今でも、初めて作品が届いた日のことを鮮明に覚えています。玄関でダンボールを受け取って、リビングのテーブルに置いて、なぜか深呼吸してから、カッターでそーっとテープを切る。中には、新聞紙に厳重にくるまれた、見覚えのある形…。

 

新聞紙を一枚一枚はがしていく時の、あの高揚感。
そして、ついに現れた、焼き上がった自分の作品。
「うわーーーーー!!!」
思わず声が出ました。自分で作ったはずなのに、まるで知らない誰かが作ったみたいに、素敵に見えるんです。土のザラザラした感じだった表面は、釉薬でツルツルになっていて、色は想像していたよりもずっと深みのある青色になっていました。手に持つと、ずっしりと重くて、ひんやりと冷たい。紛れもなく、私が作った、世界に一つだけの器。

 

この感動、本当に全人類に味わってみてほしい。大げさじゃなく、ちょっと泣きそうになるくらい嬉しいんです。自分の手から生まれたものが、こんなにも愛おしいなんて。この箱を開ける瞬間の感動を味わうためだけでも、陶芸体験に行く価値は十分にあります。

まとめ さあ、土をこねて、新しい自分に出会おう

 

さて、ここまで大学生と陶芸体験について、私の有り余る熱量でお話ししてきました。
もう一度言わせてください。大学生と陶芸体験の相性は、最高です。時間も感性も豊かな「今」だからこそ、得られるものが本当にたくさんあります。

 

不器用だって、センスがなくたって、全然問題ありません。優しい先生が必ず助けてくれるし、そもそも陶芸は「完璧」を目指すものじゃない。歪んでいても、不格好でも、それがあなたの「味」になる。そんな温かい世界が待っています。

 

飲み会や旅行の思い出もプライスレスだけど、自分の手で作った「モノ」として残る思い出は、また格別です。その器を使うたびに、大学時代の楽しかった一日が蘇ってくる。それって、すごく素敵なことだと思いませんか?

 

この記事を読んで、「ちょっとやってみたいかも…」と、あなたの心が少しでも動いたなら、それが最高のタイミングです。それは、あなたの日常がもっと豊かになるサイン。スマホを置いて、土をこねて、新しい自分、新しい楽しみに出会ってみませんか。さあ、今すぐお住まいの地域の陶芸工房を、検索してみてください!あなたの大学生活が、もっともっと輝き出す、特別な一日が、きっとそこから始まりますよ。